七五三詣で 抹茶でご接待
11月15日は、我が子の健やかな成長を祈って七五三詣での日。近頃は様子が変わって、9月頃から参拝が始まり、12月頃まで続きます。
かつては、11月15日となれば、社殿・境内は溢れんばかりの子供さん方で賑わいました。その時のお子さんが、今は母親・父親となって我が子の手を引いてお越しになります。時は移ろい、昨今は完全に10~11月の土曜・日曜の分散型に変わりました。
七五三詣での始まりは、徳川第5代将軍の徳川綱𠮷公が、我が子・徳松君の成長を願って11月15日に参拝した事に始まります。綱吉将軍は「犬公方」とも言われ、「生類憐れみの令」を発して、犬を初めとする動物愛護を命じた将軍でした。
去る11月10日には、当神社の敬神婦人会員によって、七五三参拝者にお抹茶とお菓子が振る舞われました。100名を越す親子・家族方々が、ゆっくりと境内での一服を楽しんでおられました。境内の紅葉はこの気温で遅れ気味ですが、深まる秋と共に見頃となります。どうぞお出かけ下さい。